ヒース・レジャー主演映画『ブロークバック・マウンテン』の解説とネタバレ感想

 こんにちは、ホリ得です!

 クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』でジョーカーを演じたことで知っている方も多いヒース・レジャー主演で、スパイダーマン:ファーフロムホームやナイトクローラーに出演のジェイク・ギレンホール、そして誰もが一度は顔を見た事があるであろうアン・ハサウェイやヴェノムに出演するミシェル・ウィリアムズと豪華俳優が揃うヒューマンドラマ『ブロークバック・マウンテン』について語ろうと思います。


ブロークバック・マウンテン (字幕版)
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あらすじ

 アメリカ合衆国の中西部に位置するワイオミング州のブロークバック・マウンテンで季節労働者として雇われたイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。彼らの友情を超えた深い関係は20年以上続いていく。

数々の映画賞

 ヴェネチア国際映画祭では最高賞である金獅子賞、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)をはじめとする4部門、アカデミー賞では8部門にノミネートされ、そのうちの3部門を受賞している世界的にも非常に評価が高い作品です。
 特に主役のヒース・レジャーの演技が絶賛され、当時26歳の若さにしてアカデミー賞主演男優賞にノミネート、ニューヨーク映画批評家協会賞では主演男優賞を受賞し、一躍演技俳優として注目されるようになりました。

感想(ネタバレなし)

 ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの関係に胸が締め付けられますね。差別的な意識が根強かった時代ですから、現代に二人が出会っていればまた違った運命になっていたでしょう。
 いやあ、とにかく演技に引き込まれました。ダークナイトのジョーカーで有名なヒース・レジャーですが、もちろん全然違う役柄で話し方や性格も演じるのが難しい方だったと思いますがお見事でした。切ない表情とかうますぎます。
 魅力的な演技をする俳優さんたちによる切ないヒューマンドラマです。

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ブロークバック・マウンテン (字幕版)

解説

※ここからネタバレを含みますのでお気をつけください。

 ヒース・レジャー演じるイニスとジェイク・ギレンホール演じるジャックのラブストーリーです。いわゆる男性同士の同性愛の話で、今では日本でも同性愛をテーマにしたドラマが人気あるくらいになっていますが、当時は隠さなければ生きていけなかったんですね。

 彼らは愛し合っていました。でもイニスは自分が子どもの頃に、村で同性愛者と思われる男が無残に殺されその亡骸を父親に見せられたのがトラウマになって、同性愛者であることが世間にバレたら無残に殺されてしまうとずっと考えていて、誰にも見られない山奥でしか基本的に一緒に過ごさないと決めています。
 それに対してジャックは父親の農場を立て直して一緒に農場経営をして暮らそうと提案したりします。
 しかしイニスはジャックの事はもちろん好きですが、過去のトラウマから一緒に暮らす事はできないと断り、そしてジャックは亡くなってしまいます。
 1963年に二人は出会っているのでイニスの子ども時代は1940年代あたりでしょう、そして物語の終盤は二人が出会ってから20年経過しているということなので1980代、イニスの子どもの頃に比べたらこういった二人の関係の理解も世間的に広まっていたとは思います。といっても本格的に同性愛の方々が認められ始めたのは最近ですし、今でさえ否定している人もいるので堂々と二人で暮らすのは難しかったのでしょうか。

気になる所

 個人的に気になるのは奥さんたち。男二人の叶わぬ恋がメインにありますが、二人とも女性と結婚して家庭があるんですよね。お奥さんを愛してないって訳ではないでしょうが、やはり奥さん側の気持ちを考えるとちょっと・・・特にイニスの奥さんは苦悩してましたね・・・。

 あとあの時代って男みんなハット被ってるんですね。カウボーイハット。ほぼ全員つけてましたね。場所にもよるのかほぼ全員がカウボーイでした。

ジャックの最後

 ジャックが亡くなった原因を、イニスがジャックの奥さんから電話で聞くシーンがあり、車のパンク修理中の事故と答えているにも関わらずジャックが男たちに襲われているシーンが一瞬流れます。
 あれは奥さんが真実を隠していて、ジャックは本当は同性愛を差別する奴らに殺されたのではないかとする説もありますが、個人的にはイニスの子どもの頃のトラウマから、殺されてしまったのではないかと思ってしまった妄想だと思います。ジャックの両親の家で血のついた服を持ち帰りましたが、その服の青さに比べたら、襲われているシーンのジャックが来ている服の方が濃い青、紺色に見えますし(ここに関しては光の加減でそう見えるだけかもしれませんが)。
 実際原作でも答えが出ている訳ではないそうです。

最後に

 切ないラブストーリーでありヒューマンドラマ。一番くるのは最後にイニスがジャックの服とブロークバック・マウンテンの写真を涙目で見ながら「ジャック、永遠に一緒だ」と言うシーン。そしてスタッフロールと共に流れるウィリー・ネルソンの『He was a friend of mine』がまた素敵。本当に切ない映画でした。

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