こんにちは、ホリ得です!
過去にもたくさんの透明人間を題材にした映画もあるし、まあ今ままでのものとそんなに変わり映えしないかなと思いそんなに期待しないで見始めたら止まらなくなった2020年公開映画『透明人間』のレビューです!
透明人間 (字幕版) (4K UHD)
あらすじ
激しい束縛を理由に光学分野の権威である夫エイドリアンから逃げてきたセシリア。友人に匿ってもらいながらも夫に見つかるのではないかと落ち着かない日々を過ごしていると、妹から彼は自殺したと聞かされます。安堵したセシリアでしたが、日に日に不可解な出来事が起きるようになり、それが死んだはずの夫エイドリアンの仕業だと疑うようになります。
ネタバレ感想
※以下ネタバレ含みます。
個人的に透明人間を題材にした映画といえば2000年公開の『インビジブル』で、その印象があるのでシンプルな『透明人間』というタイトルのこの作品、この令和の時代にどんな新しい形の透明人間映画を作ったのか、そんなに目新しいものは難しいのではないかと、期待せずに見始めましたが、なかなか面白い!
インビジブル (字幕版)
途中まで透明人間が本当にいるのか疑ってしまうような不気味な展開。犯人と思われる主人公の夫エイドリアンも顔が一切出てこないの得体のしれない怖さがしっかり伝わってきます。
そして、透明人間になる方法がまた現代的!ゲームメタルギアソリッド好きなら興奮する透明スーツ!!完全にステルス迷彩ですね。。。そしてこの誰でも着れば透明人間になれるスーツのおかげでラスの衝撃展開が成立しているんですよね〜。
ラスト考察
なかなか衝撃的なラストで終わる今作。弟トムが犯人という展開でしたが、セシリアだけは犯人はエイドリアンでトムに罪を被せたと考えます。しかしエイドリアンは決して自白しません。そしてそのまま・・・。ナイフで首を切り、監視カメラで証拠を残すのはレストランで妹が犠牲になったのと同じやり方です。色々な料理が用意されている中でセシリアがステーキを選択したのはナイフを使うだったんですね。
ラストの展開はストレートにやはりセシリアが主張する通りでエイドリアンが犯人で間違いないでしょう。弟トムもスーツを着て襲撃してましたが、そもそもスーツを開発できたのはエイドリアンですし、あくまで共犯というか主従関係になっていて、弟はしたがっていただけかと。二人きりの時でさえ真実を言わなかったのはエイドリアンはセシリアが録音している可能性を考慮していたからでしょうね。
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