こんにちは、ホリ得です!
1995年の初回放送から25年以上経ち、ついに完結したエヴァンゲリオン。最後の作品となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱのストーリーや謎を考察していこうと思います!
タイトルの「:Ⅱは何を意味するのか
まず一番初めに気になるタイトルの「」の部分は何を意味するのでしょうか。
一見ローマ数字の2(Ⅱ)なのかと思いましたが、よくタイトルを見ると2本線の右側が少し太いです(当サイトでは入力できない関係で太く表示されておりませんが)。
実はこれは楽譜の終止線なんです。
長年続いたエヴァンゲリオンの歴史の最後ということですね。
ちなみにその2本線の前にある:と終止線合わせて反復(リピート)記号ではないかという説もあります。反復記号だとしたら元のアニメ新世紀エヴァンゲリオンの違う結末を迎えたけどまたリピートして映画のストーリーになって今度こそ終わりなどの新しい想像が膨らみますが、個人的には:は前の作品の序・Q・破の前にも:がついているのでそのマークだと思います。
真希波マリの正体
新劇場版から登場した新キャラクターの真希波マリ。非常に謎が多い彼女ですが、今作で正体が判明しました。
年齢
今作以前からゲンドウのことを「ゲンドウ君」と呼んでいたことからも予想でき、冬月との会話シーンからも想像がつくように、マキはゲンドウやユイと同世代です!大学時代にゲンドウとユイと一緒に冬月コウゾウの研究室にいたんですね。
2014年に発売された漫画単行本14巻に収録された書き下ろしにマリとシンジの母親ユイが会話しているシーンがあり多くの方がまさかなと多少なりともこの可能性を考えていたでしょう。
見た目
見た目が若いのはアスカが言っていたようにエヴァの呪縛だと思われます。新劇場版Qの初登場シーンでマキは初めてエヴァに乗ったような言い方をしていましたが、実際エヴァに乗っていないけど何かしら影響を受けたと考えられます。それ以外見た目が変わらない説明はつかないですし。
イスカリオテのマリア
ちなみに冬月に「イスカリオテのマリア」と呼ばれるシーンがありますが、イスカリオテはイエス=キリストを裏切ったとされるユダのことです。
マキは過去に冬月とゲンドウと一緒にいたけど裏切ったということでしょう。
そして聖書にマリアという人物は何人か出てきますが、イエスの母であるマリアでしたらシンジを母のように守る存在。またマグダラのマリアという女性のことでしたら、彼女はイエスと結婚していたという話もあるので最後のシーンでシンジと結ばれていたのもうなづけます。
碇ゲンドウの目的、人類補完計画とはなんだったのか
正直映画見ていてここが一番重要でありながら非常に難しいところだなと思いました。
ゼーレの人類補完計画
人類補完計画はゼーレという昔から存在する秘密組織とゲンドウが一緒に進めている計画ですが、同じ目的に向かっている風に見せてゲンドウは違いました。
正直この物語の核なのですが、ここがわかりづらいなーといつも思ってます。
簡単にいうとゼーレは全人類を一つの完全生命体にするのが目的です。
一方ゲンドウは
ゲンドウの目的はただ一つ試作初号機の実験で失われた「妻ユイに会う」です。
これなんですよね。このためにゼーレやシンジ、全てを利用、犠牲にしているのです。ユイに会うために世界を滅ぼそうとしていると言っても過言ではないですね・・・。
ゲンドウは自分自身が補完の中心、器となってユイともう一度会うために人類補完計画を進めていました。
終盤ゲンドウは世界が再創造される前にユイに会えたと思いますのでゲンドウにとってもハッピーエンドでした。しかしとんでもない敵でしたね・・・。
ループ説って?
シン・エヴァンゲリオン劇場版のことを調べていると面白い説がありました。
それは、「カヲルくんがエヴァの世界をループしてる説」!!
突拍子もなく聞こえますが、シン劇場版のカヲルくんのいくつかのセリフにそれを匂わせるものがあるのは事実です。
「また3番目とはね。変わらないな、君は」
「今度こそ君を幸せにしてみせるよ」
「また会えるよ」
その根拠となるセリフはこんなところでしょうか。確かに3番目がまた、というのは?今度こそとは?死ぬ前にまた会えるとは?と普通に考えればおかしな言葉ですね。
また、幾つもの棺が並んでいてそこから目覚めるシーンもあるので何人ものカヲルくんが世界をループしてやり直しているのではと。そしてアニメとシン劇場版は違う展開ですがカヲルくんはどちらの世界にもいたとか。
答えは出ないかもしれませんがいろんな想像ができて面白いですよね!!
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